製作現場レポート アクリルグッズ

オリジナルアクリル
パズルは
どう作る?
発注前に知りたい
7つの製作工程

入稿データ、UV印刷、レーザーカット、サンプル承認、量産検品、包装まで。発注前に押さえたい流れを7工程で解説します。

動画は切断工程の例 UV印刷構成は案件別 量産前に完成品を承認
結論Conclusion

高精度な印刷とレーザーカットの組み合わせで実現できます。

印刷用データとカットラインを分け、材料と印刷構成を確定。UV印刷、位置合わせ、カット、仕上げ、検品、包装へ進みます。色・形状・組み上がりは量産前サンプルで承認します。

企画の狙いを、
製造条件へ変換する。
この動画で確認できる範囲 アクリルパズルのレーザーカット工程

掲載動画は、印刷済みのアクリル板をパズル形状に加工する切断工程の例です。UV印刷、研磨、完成品検査、包装の全工程を撮影した映像ではありません。

公開日
再生時間
映像仕様
MP4・1280×720
確認範囲
印刷済みアクリル板のレーザーカット

PRODUCT DIFFERENCE

アクリルパズルとアクリルパズルフレームの違い

アクリルパズルは、アクリル板を複数のピースへ切り分け、組み上がりとピース数を管理する製品です。アクリルパズルフレームは、そのピースを外枠や透明板で保持し、完成後に飾れる構成にした商品仕様です。発注時は、遊ぶ商品か、組み上げて展示する商品かを先に決めます。
ピース単体で組み立てるオリジナルアクリルパズル
ASSEMBLE

アクリルパズル

基本構成
ピース単体。案件により台紙、トレー、内袋を組み合わせます。
主な用途
組み立て体験、イベント商品、記念品、インタラクティブなグッズ。
品質確認
ピース数、はめ合わせ、欠け、傷、完成形。
包装設計
欠品とピース同士の摩擦を抑える保持方法。
外枠と透明板で完成品を保持するアクリルパズルフレーム
DISPLAY

アクリルパズルフレーム

基本構成
ピースに外枠、透明板、底板、固定部品などを組み合わせる展示仕様。
主な用途
写真ギフト、展示品、記念品、デスクや壁面でのディスプレイ。
品質確認
はめ合わせに加え、枠位置、透明感、組み立て、固定部品。
包装設計
枠体の傷、がたつき、部品不足を抑える包装。
アクリルパズルフレームOEMの製品仕様を見る →

STEP01

データ準備

デザインを製造条件へ変換する

印刷データ、白版、外形・ピース形状のカットラインを分け、仕上がり寸法と版数を固定します。

発注担当者の確認ポイント承認版数を統一カットラインを別レイヤー化
入稿データガイドを見る →
パソコン上のアクリルパズル印刷データとカットライン図
印刷用アートワークとカットラインを分けて管理

STEP02

材料の確定

板厚・透明感・表面仕様をそろえる

板厚、透明感、表面仕様、保護フィルムの有無を確認。ピースの扱いやすさと包装条件まで見据えて選びます。

発注担当者の確認ポイント板厚とサイズを仕様化材料サンプルを実照明で確認
アクリルパズルに使用する透明アクリル板
板厚、透明感、表面状態は案件別に確認

STEP03

UV印刷

白版と透明部分まで設計する

透明アクリルは背景で見え方が変わります。白版、透明部分、表刷り・裏刷りを決め、完成品の発色を確認します。

発注担当者の確認ポイント白版の範囲印刷面と色の見え方
アクリルグッズのUV印刷を見る →
アクリルパズルのUV印刷工程
色、白版、透明部分を完成品サンプルで確認

STEP04

レーザーカット

印刷位置とピース形状を合わせる

印刷済みアクリルとカットデータを位置合わせし、外形とピース形状を加工。組み上がりまで確認します。

発注担当者の確認ポイント印刷とカットの位置ずれ細い形状の破損リスク
レーザーカットの詳細を見る →
アクリルパズルのレーザーカット工程
映像で確認できる主な工程:印刷済み板の切断

STEP05

洗浄・仕上げ

端面と表面を次工程へ渡せる状態にする

加工後の切断くずを除き、端面、表面、保護フィルムを確認。検品へ渡せる状態に整えます。

発注担当者の確認ポイントバリ・焼け・割れ表裏の傷と保護状態
アクリルパズルの洗浄と仕上げ確認
端面と表面を確認し、検品工程へ
アクリルパズルの量産前サンプル確認

STEP06

検品

一つひとつ丁寧にチェック

ピース数、印刷ずれ、傷、端面、かみ合わせを承認サンプルと同じ基準で確認します。

アクリルパズルの包装とSKU管理

STEP07

梱包・出荷

安全にお届けするために

表面保護とセット保持を両立する包装を選び、ラベルとSKUを照合して出荷します。

使ったデータアクリルパズルの入稿データ例
完成したサンプル完成したアクリルパズルサンプル
データのイメージが、
そのままカタチに。

丁寧な色調整と清掃を重ね、デザインの見え方を完成品で確認します。

PRE-PRODUCTION SAMPLE

サンプルで確認する5項目

量産前に同じ判定条件をそろえることで、認識差を減らします。
1色・印刷の仕上がり発色・白版・透明部分
2断面の仕上がりバリ・焼け・角の感触
3ピースのはめ合わせ無理なく組めるか
4素材の透明度傷・曇り・見え方
5全体のバランス完成時の見え方
!

発注前に注意したい

6つのリスクと対策

数値だけで決めず、完成品サンプルを判断基準にします。
01カットラインと細い形状

細い首や急な内角は、欠けや扱いにくさにつながります。

対策形状を整理し、実寸サンプルで強度と組み立てを確認。
02白版・透明部分

白版範囲が合わないと、発色不足や白のはみ出しが目立ちます。

対策色版と白版を分け、透明部分を承認データに明記。
03ピースのはめ合わせ

切断幅や材料条件により、硬すぎる・緩すぎる状態が起こります。

対策同条件の完成品を全体で組み、クリアランスを調整。
04UVインクの密着

材料表面や清掃、硬化条件により、剥離しやすさが変わります。

対策用途と材料に合わせ、必要な前処理と密着確認を合意。
05表面傷・端面

搬送や重なりで擦れ、欠け、曇りが生じる場合があります。

対策保護状態と端面を基準サンプルと同じ角度・照明で比較。
06ピース数・SKU・包装

不足、混入、包装内の移動が納品トラブルにつながります。

対策数量照合、SKU識別、保持方法、外箱表示を仕様化。

QUALITY CONTROL

徹底した品質管理

承認サンプルと同じ見方で量産品を確認します。
01印刷位置基準サンプルと比較
02断面透明感と仕上がり
03はめ合わせ代表セットで確認
04数量・包装ピース数とSKUを照合

ACRYLIC PUZZLE QUALITY CONTROL

4つの品質ゲートで判断基準をそろえる

検査項目を増やすだけではなく、データ・サンプル・量産・出荷前の各段階で承認基準を共有します。
GATE 01

データ確認

印刷データ、白版、カットライン、仕上がりサイズ、ピース数、表裏を確認します。

GATE 02

量産前サンプル

色、透明感、密着、端面、はめ合わせ、ピース数、包装を完成品で承認します。

GATE 03

量産工程

初品と工程内サンプルを承認品と比較し、印刷位置、傷、欠け、端面を確認します。

GATE 04

出荷前確認

ピース数、SKU、個包装、保持状態、外箱表示、数量を照合します。

確認項目確認方法承認の考え方
色・白版・透明部分承認データと現物を同じ照明で比較発色と透明感を完成品で承認
印刷位置・密着輪郭、細線、白版境界、必要に応じた密着確認用途と材料に合う状態を承認
端面・表面角度を変えて傷、欠け、曇り、焦げ、手触りを確認許容する外観基準を共有
はめ合わせ代表部分だけでなく完成品を全体まで組み立てる硬さ、緩さ、完成形を承認
ピース数・包装ピース数、SKU、保持方法、袋・台紙・箱を照合納品形態を完成状態で承認

SPECIFICATION QUICK GUIDE

アクリルパズルの仕様はどう決める?発注前の7項目

アクリルパズルの仕様は、販売方法から逆算し、完成サイズ、ピース数、フレームの有無、印刷面、白版、包装の順に整理します。未確定項目は「提案希望」として分け、決定済みの条件と混在させないことで、見積もり条件を比較しやすくなります。
項目主な選択肢製造・見積もりへの影響見積もり時の書き方
完成サイズ幅×高さ、直径、展示スペース、包装上限材料の取り方、重量、包装寸法、輸送条件に関わります。W×H mm、直径○mm、または「提案希望」
ピース数少ないピース、複雑な構成、提案希望切断距離、ピース管理、はめ合わせ、組み立て難度が変わります。希望数。未定の場合は用途と対象者を共有
フレームなし、外枠、前後板を含む展示フレーム部品数、組み立て、固定方法、包装、検品項目が増えます。なし/外枠あり/展示フレーム希望
印刷面表刷り、裏刷り、両面見る方向、透明感、表面保護、印刷レイヤーに関わります。正面の見方と希望する印刷面。未定可
白版なし、部分白版、全面白版透明部分、色の見え方、発色に関わります。白版データ、または透明に残す範囲
包装OPP+台紙、紙箱、PET、内トレー、ギフト箱傷防止、ピース保持、陳列、JAN、包装費に関わります。販売方法と中身を見せるかを共有
販売方法イベント、店頭、EC、ギフト、ランダム商品包装、SKU識別、表示、輸送保護、説明書に関わります。販売チャネル、SKU数、店頭陳列の有無

PACKAGING OPTIONS

アクリルパズルの包装は、販売方法と保護レベルで選ぶ

同じ外箱でも、ピースの保持方法によって傷・欠品・開封後の使いやすさが変わります。袋や箱だけでなく、内袋・台紙・トレーを含む完成状態で確認します。
デザイン台紙とOPP袋で包装したアクリルパズル
ECONOMY

OPP袋+台紙

透明袋で商品を見せながら、台紙で向きと接触を整える基本仕様。イベント配布や価格を抑えたい案件に向きます。

保持
内袋または保持フィルム
確認
封口位置・袋内の動き
デザイン紙箱と内袋で包装するアクリルパズル
RETAIL

折りたたみ紙箱+内袋

内袋にまとめたピースを紙箱へ。説明書、JAN、注意事項を箱面にまとめやすい、標準的な小売向け仕様です。

保持
内袋+カード内トレー
確認
箱内余白・取り出しやすさ
デザイン台紙付きPET透明ケースで包装したアクリルパズル
DISPLAY

PET透明ケース/ブリスター

透明ケースと印刷台紙で完成品を見せる包装。フック穴を設ける店頭陳列や、中身を見せたい売り場に向きます。

保持
成形トレーまたは台紙固定
確認
型・封止方法・開封性
硬質ギフトボックスと内トレーに収めたアクリルパズル
PREMIUM

硬質ギフトボックス+内トレー

硬質箱と専用トレーで見栄えと保持性を高める仕様。限定品、記念品、ギフトセットなどに向きます。

保持
専用内トレー
確認
表面保護・輸送中のがたつき

RFQ READY SUMMARY

アクリルパズルの見積もりには
何が必要ですか?

概算見積もりには、用途と販売方法、完成サイズ、ピース数、フレームの有無、印刷面と白版、数量とSKU、包装・JAN、納品先と希望時期を共有します。未確定項目は空欄にせず「提案希望」と分けると、確認の往復を減らしやすくなります。
  1. 01用途・販売方法イベント、店頭、EC、ギフトなど。
  2. 02完成サイズW×H mm、直径、または提案希望。
  3. 03ピース数希望数、対象者、組み立て難度。
  4. 04フレーム構成なし、外枠、展示フレーム。
  5. 05印刷データ印刷面、白版、透明部分、参考画像。
  6. 06数量・SKU総数量、SKU数、SKU別数量。
  7. 07包装・表示袋・箱・トレー、JAN、注意表示。
  8. 08納品条件納品先、希望時期、分納の有無。

SPECIFICATION

製品仕様の確認項目

素材アクリル(PMMA)
板厚用途、サイズ、ピース形状に合わせて案件別確認
印刷UV印刷、白版、表刷り・裏刷りを仕様化
加工外形・ピース形状のカット、端面確認
承認完成品サンプルで色・形状・組み上がりを確認
包装OPP袋、台紙、トレー、仕切り、箱などを案件別設計
見積もりに送る資料
  • アートワークと参考画像
  • サイズ・板厚・ピース数
  • 数量・SKU数・包装
  • 納入先と希望時期

FAQ

よくあるご質問

最小ロットは何個からですか?

サイズ、ピース数、印刷構成、SKU数、包装によって条件が変わるため、仕様をそろえて案件別に確認します。

量産前サンプルは必要ですか?

色、白版、透明部分、印刷位置、ピースのかみ合わせ、端面、包装を確認するため、完成品サンプルの承認を推奨します。

デザインデータが未完成でも相談できますか?

参考画像と希望仕様から確認できます。未確定項目を分けてお送りいただくと、必要なデータを整理しやすくなります。

子供向け商品として販売できますか?

対象年齢、販売国、部品サイズ、角と端面、インク、表示によって条件が異なります。対象市場を確定して、必要な試験と表示を案件別に確認してください。

ピースのはめ合わせが硬すぎる、または緩すぎる場合はどうしますか?

同じ材料・加工条件で完成品を組み立て、硬さ、緩さ、浮き、欠けを確認します。必要なクリアランスは図面上の数値だけで固定せず、量産前サンプルの組み上がりを基準に調整します。

UV印刷が剥がれないか確認できますか?

材料表面の状態、清掃、インク、硬化条件で密着性が変わります。用途と材料に合わせて前処理や密着確認の方法を決め、量産前サンプルで合意します。

包装でピース不足や表面傷を防げますか?

ピース数照合、SKU識別、袋・台紙・トレー・保護フィルムなどを組み合わせてリスクを下げます。完成品の形状と輸送条件に合わせて包装仕様と照合方法を決めます。

オリジナルアクリルパズル製作・品質確認ガイドの表紙

FREE PDF GUIDE

社内共有・見積もり準備に使える
アクリルパズル製作ガイド

このページの要点をA4・8ページにまとめました。企画担当、デザイナー、購買担当との仕様確認にご利用ください。
  • パズル/フレーム比較
  • 発注前の7項目
  • 7つの製作工程
  • 6つのリスクと対策
  • 4つの品質ゲート
  • 見積もり用コピーテンプレート
PDF資料をダウンロード PDF・A4・8ページ/一般的な確認項目をまとめた資料です。個別仕様は案件ごとに確認します。

仕様が未確定でも

ご相談いただけます

企画段階のご相談から、デザイン、仕様、お見積もりまで整理します。
  • 専門スタッフが対応
  • 仕様の整理から相談可能
  • サンプル製作を案件別確認