PROCUREMENT DECISION WORKBENCH

アクリルグッズの面取り加工とは?
45度C面・R面・両面加工の発注ガイド

ご希望のアクリルグッズの面取り(C面・R面・2.5Dなど)を正しく伝え、スムーズな見積・サンプル確認・量産につなげるための実務ガイドです。

動画・解説・チェック表を、購買判断の順番で整理しています。

白手袋で検品するオリジナルキャラクターの面取り済みアクリルチャーム

かんたんRFQサマリー

  • 材料・板厚アクリル(透明・カラー・白)/2・3・5mmなど
  • C面・R面C面(45度直取り)/R面(丸め)
  • 片面・両面片面のみ/両面
  • 仕上げ透明・鏡面・マットなど
提供動画|25.3秒

まず、実物のエッジと厚みを動画で確認

透明アクリルの厚み、光の入り方、角の形状、完成品の手触りまで、静止画だけでは伝わりにくい差を原動画で確認できます。

初回公開
2026年10月04日 17:54(GMT+8)
動画ファイル
MP4を直接開く
解像度
1920 × 1080
再生時間
25.3秒
確認ポイント
C面・R面・両面・透明度
アクリルグッズ製造の豊富な実績
小ロットから量産まで対応
仕様に合わせた見積をご提案
試作・量産の安心サポート
01

面取り加工とは

アクリルグッズのエッジ(側面)を斜めに削る、または丸く整える加工です。見た目の高級感の向上、手触りの改善、欠けにくさの向上などの効果があり、キャラクターグッズの品質を大きく左右する重要な工程です。

見た目

光の反射と輪郭を整え、厚板の存在感を引き出します。

手触り

鋭い角感を抑え、持ったときの印象を設計できます。

量産性

図面・工具・治具・検品条件まで一組で固定します。

C面・R面・糸面取り・バリ取りを混同しない

C面取り形状寸法を指定

通常は45度の平面。C0.5など、図面のC値で管理します。

R面取り半径を指定

丸い輪郭。R0.5など、円弧の半径で管理します。

糸面取り寸法は要確認

鋭い角をわずかに落とす指示。外観寸法が必要なら数値を追加します。

バリ取り除去作業

加工後の突起を除く作業で、完成C値・R値を指定する言葉ではありません。

WHO SHOULD READ

このガイドを共有したい担当者

面取りは意匠だけでなく、図面、見積もり、サンプル承認、量産検品にまたがる仕様です。次の担当者が同じ基準を共有すると、工場との認識差を減らせます。

01IP・版権監修

「高級感」「丸み」を、承認可能なC/R形状と限度見本へ置き換えます。

02商品企画・MD

限定品、記念品、厚板商品に適した断面と仕上げを選びます。

03購買・OEM商社

材料、加工範囲、数量、包装をそろえて比較見積もりを行います。

04デザイン・入稿

C0.5、R0.5、非45度、片面/両面、除外位置を図面へ反映します。

05品質管理・検品

寸法、刃物跡、バリ、欠け、白化、透明度を項目別に判定します。

06工場・生産管理

工具、治具、研磨、測定、承認版を量産条件として固定します。

02

C面とR面の違い

C面は輪郭をシャープに、R面は高光をなめらかに見せます。購入担当者は「高級感」という曖昧な表現を、断面形状と寸法へ置き換えて比較してください。

45度C面面取り
黄色いアクリル板の45度C面を拡大した高解像度写真シャープでスッキリした印象
  • 硬質でシャープな見た目
  • ロゴ・文字・幾何学形状に最適
  • 再現性を寸法で管理しやすい
R面丸面取り
丸みのあるR面の原動画フレームなめらかでやさしい印象
  • 丸みのあるやさしい輪郭
  • キャラクター・やわらかい形状に最適
  • 触れた際の角感を抑えやすい
項目C面(角面取り)R面(丸面取り)
断面イメージ45°R
見た目の特徴シャープでスッキリした印象なめらかでやさしい印象
主な指定方法C0.2/C0.3/C0.5 などR0.2/R0.3/R0.5 など
適したデザインロゴ・文字・シャープな形状キャラクター・やわらかい形状

DRAWING NOTE

図面で伝える5つの指定

形状記号だけでなく、加工範囲と合否判定まで同じ図面・仕様書にまとめます。

C0.5

45度面の両側にできる基準寸法。斜面そのものの長さが0.5mmという意味ではありません。

R0.5

丸面取りの半径を指定します。外観だけでなく板厚とのバランスも確認します。

2 × 30°

45度以外は「寸法×角度」で示し、C表記だけに置き換えません。

表側のみ/両面

外周、穴周り、印刷面、除外位置を矢印や着色範囲で明示します。

公差は別記

C値・R値だけでは公差は決まりません。重要部は許容差と測定位置を合意します。

03

実際の製造プロセス

当社のアクリルグッズは、CNCによる高精度な面取り加工を前提に、実材料のサンプルで外観をすり合わせます。

CNCによる面取り加工の流れ

高精度なCNC加工で、デザインに合わせた正確な面取りを行います。
細部まで、
キャラクターの魅力を
もっと美しく。
原版の準備を示す原動画フレーム

01原版の準備

デザインに合わせてアクリル板を用意
CNCで面取り加工を示す原動画フレーム

02CNCで面取り加工

プログラムに沿って正確に面取りを実施
仕上がりの確認を示す原動画フレーム

03仕上がりの確認

断面のなめらかさと全体の風合いを確認
完成を示す原動画フレーム

04完成

仕上がりを検査し量産へ

動画だけでは工具径、回転数、送り速度、冷却条件、公差、材料グレードまでは判断できません。実材料のサンプルで決めることが重要です。

切削後のエッジ仕上げは、別工程として選ぶ

01

機械加工のまま

最短の工程構成

刃物跡や半透明の切削面が残ることがあります。意匠面に採用する場合は、許容する筋や白化を限度見本で固定します。

02

湿式研磨

粗さを段階的に整える

水を使いながら研磨し、熱や目詰まりを抑えます。番手、研磨方向、残す曇りの程度をサンプルで確認します。

03

研磨+ポリッシュ

透明感を高める追加工程

研磨後にバフ等で光沢を整えます。工程と検品が増えるため、外観水準に応じて見積もり条件を分けます。

局部的な過熱は内部応力や表面損傷につながる可能性があります。研磨・ポリッシュ方法は材料、板厚、印刷、形状に合わせて選定します。

04

2.5Dだけでは、量産仕様になりません

丸いエッジの2.5D表現を示す原動画フレーム
「2.5D」は見た目の表現であり、
生産仕様としては不十分です。

「2.5D」「立体的な面取り」「なめらかなエッジ」といった表現は、仕上がりイメージを伝える参考語です。量産前には、C面またはR面の数値(例:C0.3/R0.3)、加工する面、必要な透明度、許容する刃物跡、承認サンプルを固定します。

断面図C値/R値片面/両面限度見本
05

品質基準の目安

外観だけで合否を決めず、寸法・表面・干渉を分けてサンプル確認します。重要項目は測定位置、抽検数量、承認サンプル、限度見本まで合意します。

項目確認ポイント合意する基準
C/R寸法指定位置の面幅、半径、角度図面公差・測定位置・測定方法
刃物跡・バリ筋、引っかかり、残留バリ承認サンプルと限度見本
欠け・白化角の欠け、応力による白化や微細傷観察距離・照明・不良限界
透明度・光沢切削面の曇り、反射、研磨むら指定仕上げとの比較
印刷・穴との干渉印刷端、穴、金具、細い輪郭との距離図面と実装サンプルで確認
ロット再現性加工面と外観のばらつき抽検数と承認版番号を記録
完成したアクリル断面の品質確認

重要C面は、非接触・3D形状測定で定量確認

投影寸法だけで判断しにくい面幅、角度、段差は、非接触の形状測定や3Dデータで確認できます。測定箇所、抽検数量、CADまたは承認サンプルとの比較方法を検査仕様に記録します。

※ 公差・外観基準は形状、板厚、数量、仕上げで変わります。最終基準は案件ごとの図面・承認サンプル・限度見本で合意します。

見積もり・納期を変える8つの条件

変動条件見積もり前に伝える内容確認理由
材料種類透明・カラー・白、材料グレード切削性と外観条件が変わる
板厚各SKUの実板厚工具・加工回数・仕上がりが変わる
加工辺の総長外周と穴周りの対象範囲加工時間と検査箇所に影響
形状の複雑さ細部、凹部、小径穴、除外位置工具進入と治具設計に影響
片面/両面表裏の加工範囲と印刷面反転・位置決め工程が変わる
仕上げ水準機械加工面、湿式研磨、ポリッシュ追加工程と外観検査が変わる
SKU・数量SKU別数量と量産総数段取り回数と治具数に影響
修正・包装・納品サンプル修正回数、個包装、納品先・希望日承認工程と物流条件に影響
06

発注チェックリスト(全10項目)

RFQ(見積依頼)の際は、以下の項目をご確認・ご記載ください。未確定の項目は「提案希望」と書き、参考写真と使用条件を添えると比較しやすくなります。

01製品の用途・シリーズ名
02材料(アクリルの種類・色)
03板厚(2mm・3mm・5mm など)
04面取り形状(C面/R面)
05面取り寸法(例:C0.3/R0.3)
06片面・両面の指定
07仕上げ(透明・鏡面・マットなど)
08デザインデータ(AI/PDF/CAD)
09予定数量・納期・納品先
10その他の希望(個包装・付属品など)
07

サンプル確認の流れ

量産前にサンプルで仕上がりを確認し、安心して量産に進みましょう。

1仕様相談

用途・デザインに合わせた面取り仕様をご提案

2サンプル制作

実物で加工したサンプルをご提供

3仕上がり確認

面取り形状・質感・印刷のバランスを確認

4量産開始

承認後、安定した品質で量産対応

08

よくある質問

A

一律には決まりません。C面は斜面の反射と幾何学的な輪郭、R面は連続した高光と丸い手触りが特徴です。デザイン、板厚、光源、印刷、用途に合う方を実物サンプルで選びます。

A

参考語としては使えますが、それだけでは不足します。断面図、R値または面取り幅、加工面、仕上げ、許容する刃物跡、承認サンプルの条件を追加してください。

A

面取りは形状加工です。透明感は材料、刃物、加工条件、研磨などで変わるため、必要な外観を別項目として指定します。

A

形状と板厚によって検討できます。裏返し時の位置決め、印刷や保護フィルムの傷、側面中央の厚み、穴や細い輪郭との距離をサンプルで確認します。

A

材料、板厚、断面、面取り寸法、片面/両面、透明度、刃物跡、欠け、印刷位置、擦り傷、保護フィルム、包装を確認し、承認版番号と限度見本を量産基準にします。

A

糸面取りは、鋭い角やバリをわずかに落とす処理を指すことが多く、寸法が一意に決まる表現ではありません。C面取りは45度の平面とC寸法を指定する加工です。外観や組み付けに関わる場合は、C値・加工範囲・片面/両面を図面で指定してください。

A

いいえ。C1は面取り形状の基準寸法を示しますが、公差まで自動的に確定するものではありません。重要なC面は、測定位置、許容差、測定方法、承認サンプルまたは限度見本を見積もり前に合意します。

A

材料の種類と板厚、加工する辺の総長、形状の複雑さ、片面/両面、研磨・ポリッシュの水準、SKUと数量、サンプル修正回数、包装・納品条件が主な変動要因です。固定価格や標準納期ではなく、図面と希望条件を一組にして確認します。

09

お問い合わせ

仕様のご相談から、サンプル制作・量産まで。キャラクターグッズのアクリル加工は、CharacterCraftGiftにお任せください。

正式なお問い合わせページへ 面取り仕様チェックリストをダウンロード
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図面が未完成でも、用途・形状・数量から仕様整理をお手伝いします。