多SKUのぬいぐるみOEMで使用する4種類のサンプルと生地・数量表

B2B BLOG / OEM数量設計

多SKUのぬいぐるみOEMで
MOQを考える方法
SKU別数量と総数の違い

複数キャラクターや色違いを同時発注するとき、総数だけでは見えない条件があります。SKU別数量、共通仕様、包装差分を整理し、見積もりの精度を高める考え方を解説します。

結論:MOQは総数だけでなく、SKU別の専用条件も確認します。

MOQ DECISION

MOQの基本:総数とSKU別数量は、別の指標です

多SKUのぬいぐるみOEMでは、MOQが必ず「全SKU合計」または「SKUごと」のどちらかに統一されるわけではありません。共通化できる材料や工程は総数で判断できる場合がある一方、色・刺繍・サイズ・包装などSKU専用の条件はSKU別数量が影響します。

比較項目総数で確認SKU別で確認
数量の意味全SKUの合計数量各SKUの発注数量
判断しやすい条件共通生地・共通工程専用色・専用加工
主なリスク全体の在庫量少量SKUの材料・工数
見積時の資料発注総数SKU別数量と差分仕様

SHARED & DEDICATED

同じ本体でも、刺繍や材料でSKU条件が変わります

数量を検討するときは「全SKUで共通化できる仕様」と「SKUごとに専用となる仕様」を分けます。商品の魅力として残す差分と、量産を安定させる共通部分を同じ表で確認します。

ぬいぐるみの共通生地とSKU専用の刺繍・色仕様を整理したサンプル台
共通の本体生地・型紙と、SKU専用の表情刺繍・色指定を分けて確認します。

共通化しやすい仕様

  • 本体サイズ・基本型紙
  • 主生地・中綿・縫製工程
  • 共通タグ・検品基準

SKU別確認が必要な仕様

  • 刺繍データ・生地色
  • 付属品・衣装・サイズ
  • 台紙・JAN・個包装

QUANTITY ALLOCATION

数量配分の考え方:人気差を見越した4SKUの例

下記は考え方を示す仮想例です。固定MOQや価格の約束ではありません。総数5万個でも、20,000/15,000/10,000/5,000個の配分では最少SKUの専用条件を確認する必要があります。

いぬ型ぬいぐるみ SKU-A
SKU-A20,00040%
恐竜型ぬいぐるみ SKU-B
SKU-B15,00030%
ねこ型ぬいぐるみ SKU-C
SKU-C10,00020%
うさぎ型ぬいぐるみ SKU-D
SKU-D5,00010%
合計50,000配分例
20,00015,00010,0005,000

COST FACTORS

多SKUで単価に影響する6つの要因

01型紙・刺繍・印刷

SKUごとの初期設定と確認工程

02材料の発注単位

生地、副資材、金具の最低手配量

03色替え・段取り替え

縫製ラインや加工条件の切り替え

04個包装・台紙

SKU別JAN、表示、袋仕様の差分

05検品・仕分け

SKU照合、箱入数、予備数の管理

06分納・追加生産

納品先と再注文条件の整理

PACKAGING & CARTON

パッケージ・JAN・カートン仕様もSKUに影響します

包装仕様が異なる場合、同じぬいぐるみ本体でも別SKUとして管理します。個包装、背面表示、仕分け、箱ラベル、分納条件まで見積もり前に整理します。

ぬいぐるみの個包装、SKU数量表、カートンラベルを確認する包装計画
JANやバーコードは背面台紙、SKU表、箱ラベルなど実務上の位置で確認します。
個包装袋、台紙、注意表示
SKU照合商品画像、数量、箱入数
出荷条件ケース番号、分納先、納期

QUOTATION MATERIALS

正確な見積もりは、正しい情報から

未確定項目は空欄のままでも構いません。確定事項と相談事項を分け、配分違いの2案を共有すると比較しやすくなります。

商品情報キャラクター名、サイズ、素材、加工仕様
SKU情報SKU一覧、色・表情・付属品の違い
数量計画各SKU数量、総数、配分違いの案
包装条件個包装、台紙、JAN、カートン仕様
納品条件希望時期、納品先、分納の有無

WORKFLOW

多SKU案件の相談から納品まで

1ヒアリングSKU数と用途
2お見積もり仕様と数量
3サンプル差分を確認
4量産SKU管理
5検品・納品箱単位で照合

FAQ

よくある質問

ぬいぐるみOEMのMOQはSKUごとですか、全SKU合計ですか?

案件条件によって異なります。共通材料や共通工程は総数で判断できる場合がありますが、色・生地・サイズ・刺繍・包装などSKU専用の条件はSKU別数量が影響します。

色違いだけなら全SKU合計で考えられますか?

色違いでも、生地色や刺繍糸、印刷、材料の発注単位が異なる場合はSKU別確認が必要です。共通工程と色ごとの専用材料を分けて整理します。

総数が多くても、1SKUだけ少ない場合はどうなりますか?

少量SKUに専用材料、専用版、段取り替え、個別包装があると、そのSKUの条件が単価や生産可否に影響することがあります。

SKUごとの数量を不均等にできますか?

不均等配分が可能かは、共通仕様、専用材料、工程、包装条件によります。主力SKUと少量SKUを分け、配分違いの複数案で見積もると比較しやすくなります。

見積もり時に最低限必要な情報は何ですか?

SKU一覧、SKU別数量、総数、サイズ、素材、差分仕様、包装、納期、納品先が基本です。未確定項目は未確定と明記して相談できます。

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SKU別数量が未確定でも相談できます

キャラクター数、サイズ、希望総数、包装条件を共有いただければ、確認すべき項目を整理します。

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