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Japan Delivery Planning Guide

ぬいぐるみOEMのDDP納品・分納ガイド

中国工場から日本へぬいぐるみを納品する場合、DDPという貿易条件と、国内倉庫への入庫、複数拠点への分納、代理発送は別々の確認項目として整理します。

先に結論DDPは、指定場所までの輸送・輸入通関・関税等の責任範囲を定める貿易条件です。ただし、倉庫予約、荷下ろし、待機料、検品、SKU別仕分け、複数拠点への再発送まで自動的に含むとは限りません。見積もり時に指定場所と作業範囲を明記します。
DDP条件国内倉庫カートン表示分納・代理発送
ぬいぐるみOEMのDDP納品先と分納条件を確認する物流資料

見積もり前に決める6つの納品条件

DDPという言葉だけで依頼せず、指定場所、荷受け条件、箱情報、分納単位を具体化します。

指定納品場所

倉庫名、住所、搬入口、階層、受付時間、予約要否まで確認します。

輸入・通関条件

輸入者情報、申告資料、品目、原産地、関税・税金の扱いを通関担当と確認します。

貨物データ

SKU別数量、箱数、総重量、容積、インボイスとパッキングリストを合わせます。

倉庫入庫ルール

予約番号、パレット、荷姿、荷下ろし、待機、検品、ラベル形式を確認します。

カートン表示

ケース番号、SKU、入数、納品先、発注番号、指定ラベルを箱内情報と一致させます。

分納・代理発送

納品先別数量、発送順、予備在庫、送り状名義、同梱物、住所リストを管理します。

本ページは物流条件を整理する一般的な実務ガイドです。実際の輸入者、申告、税金、規制、倉庫作業、費用負担は、貨物・契約・配送先・通関業者の条件によって異なります。固定到着日や全案件でのDDP対応を保証するものではありません。

DDP納品から国内分納までの確認表

発注側、工場・物流側、国内倉庫の役割と受け渡す情報を段階ごとに整理します。

段階先に決めること工場・物流側の確認発注・倉庫側の確認起こりやすい問題
見積もりIncotermsの版、指定場所、貨物条件、分納回数輸送方法、通関条件、国内配送範囲を確認納品先と荷受け条件を提示注意 DDPの指定場所や作業範囲が曖昧
出荷資料商品名、材質、数量、価格、原産地、箱明細インボイス、パッキングリスト、箱番号を整合輸入・倉庫登録に必要な項目を確認注意 書類と実貨物の品名・数量が不一致
輸入通関輸入者、申告資料、税金、規制確認の担当通関業者と不足資料・照会事項を共有必要な会社情報や追加資料を回答注意 資料不足や照会で予定が変動
国内配送配送先、車両条件、予約、荷下ろし範囲配送会社へ住所、箱数、重量、時間帯を指示倉庫予約と受付番号を連携注意 予約なし、車両制限、待機が発生
倉庫入庫発注番号、SKU、入数、箱ラベル、検品範囲納品書とカートン情報を照合受領差異と破損を記録・連絡注意 箱ラベルと倉庫登録情報が合わない
分納・代理発送納品先別数量、発送日順、送り状、同梱物住所表と箱番号を照合して発送各拠点の受取条件と変更を集約注意 旧住所、数量差、別拠点向け箱の混在
DDPでは指定場所を具体的に記載します。ICCのIncoterms 2020では、輸入通関済みで到着した輸送手段上、荷下ろし準備ができた状態で買主に引き渡す考え方が示されています。倉庫内作業や再発送は別条件として確認してください。

オリジナル工程図:納品条件から分納完了まで

同じ発注番号、SKU、ケース番号を、出荷資料、通関、倉庫入庫、分納指示までつなぎます。

DDPと分納を混同しない4つのポイント

貿易条件、倉庫作業、国内配送、納品後の発送を別の指示として管理します。

指定場所を明記

『日本まで』ではなく、倉庫名・住所・受け渡し地点まで記載します。

荷下ろしと倉庫費用

荷下ろし、待機、デバンニング、検品、保管の担当と請求条件を確認します。

分納表を別管理

拠点別数量、箱番号、発送順、予備数、住所改訂日を一つの表で管理します。

変動要因を共有

通関照会、天候、混雑、予約変更を考慮し、固定到着日ではなく確認節目を置きます。

DDP見積もりでは、費用に含まれる範囲と追加条件を先に確認します

国際送料、輸出入通関、関税、日本の輸入消費税など、見積もりに含まれる項目を案件ごとに整理します。荷下ろし、倉庫予約、待機、検品、保管、再発送などが別条件になる場合は、発生条件と確認窓口を見積もり前に明確にします。

貨物内容、税率、配送先、通関・倉庫条件によって費用は変動します。すべての案件で固定総額を保証する表現ではなく、対象費用と対象外作業を見積書で確認できる状態にすることを重視します。

イベント会場・複数拠点への分納で確認すること

コミックマーケット、展示会、企業イベントなどへの会場直納は、主催者・会場が指定する搬入要項を先に共有し、案件ごとに対応可否と費用を確認します。

搬入識別票

カラーラベル、ブース番号、出展社名、開催日など、指定フォーマットと貼付位置を確認します。

指定配送・時間帯

主催者が指定する配送業者、受付期間、車両・搬入口、時間帯、再配達条件を確認します。

色別仕分け管理

納品先ごとに識別色やラベルを分け、東京・大阪など別拠点向けカートンの混在リスクを下げます。

ケース番号管理

納品先単位で「1/5」のように総口数を記載し、箱数不足や取り違えを受領時に確認しやすくします。

国際輸送に合わせた防湿・防圧梱包

船便・空便の輸送期間、季節、積載条件、ぬいぐるみの生地や個包装仕様に合わせて、必要な防湿・防圧対策を確認します。

内側PEライナー

外箱内部をPE袋で覆い、雨水や結露が製品へ直接触れるリスクを抑えます。

乾燥剤の設定

輸送期間や素材に応じて、カートンまたは個包装への乾燥剤の要否・数量・封入位置を決めます。

高強度カートン

貨物重量と積載条件に合わせて、ダブルウォールなどの箱仕様、H貼り、バンド、角保護を選定します。

乾燥剤や高強度カートンは全案件で一律ではありません。商品仕様、輸送方法、現地倉庫の条件を確認して梱包仕様書へ反映します。

写真と記録で照合する3つの物流ポイント

出荷前に、倉庫指示、外箱表示、納品先別数量を同じ案件表で確認します。

日本国内倉庫向けぬいぐるみのカートン入数と納品指示確認
倉庫入庫条件

箱数、荷姿、予約、受付番号、荷下ろし条件を確認します。

ぬいぐるみ分納用のSKUラベルとカートン表示確認
カートンラベル

SKU、入数、ケース番号、納品先を箱内情報と合わせます。

ぬいぐるみ出荷前の数量と納品先別カートン照合
出荷前照合

納品先別の箱番号、数量、送り状、同梱物を最終確認します。

問い合わせ前に準備する情報

住所だけでなく、貨物、通関、倉庫、分納の条件をまとめると確認が進めやすくなります。

商品・貨物
  • SKU別数量と材質
  • 箱入数・箱数・重量・容積
  • 包装とラベル仕様
DDP条件
  • Incotermsの版と指定場所
  • 輸入者・通関担当
  • 税金・規制確認の窓口
倉庫条件
  • 倉庫名・住所・搬入口
  • 予約・受付・車両条件
  • 荷下ろし・検品・保管範囲
分納指示
  • 納品先別数量と希望順
  • 送り状名義・同梱物
  • 予備在庫と住所変更期限

関連ページ

DDP・分納は、見積もり資料、包装、SKU、検品、イベント納品と合わせて設計します。

よくある質問

DDP納品には何が含まれますか?

DDPは指定場所までの輸送、輸出入通関、関税・税金などの責任範囲を定める条件です。ただし、荷下ろし、倉庫内検品、保管、仕分け、再発送は自動的に含むとは限らないため、見積もりで個別に確認します。

DDPなら受取側は何も準備しなくてよいですか?

いいえ。輸入・通関や倉庫登録に必要な会社情報、商品情報、受取予約、搬入口、受付番号などの提供が必要になる場合があります。案件の通関・倉庫条件に合わせて確認します。

日本国内の複数倉庫や会場へ分納できますか?

納品先、数量、箱数、住所、希望順、受取条件を事前に整理したうえで案件ごとに可否と費用を確認します。全案件・全住所への対応を一律には約束できません。

代理発送では何を準備しますか?

送付先リスト、宛名、電話番号、数量、送り状名義、同梱物、発送順、住所変更期限を準備し、個人情報の受け渡し方法も事前に決めます。

納品日を固定できますか?

生産、検品、輸送、通関照会、天候、倉庫予約などで変動するため、絶対日を保証せず、必要日から逆算した目標日と確認節目を案件ごとに設定します。

見積もりには何が必要ですか?

商品仕様、SKU別数量、包装、箱条件、指定納品場所、倉庫ルール、分納先、希望順、輸入・通関に必要な情報をご共有ください。

指定場所・倉庫条件・分納表を見積もり前にそろえると、DDP納品の範囲を確認しやすくなります

商品仕様、箱数、指定場所、倉庫予約、カートン表示、納品先別数量を共有ください。案件条件に合わせて物流確認項目を整理します。